着物を高価買取してもらう方法

複数の着物の柄

高価買取が期待できる着物や買取業者の選び方をまとめました。

高価買取されやすい着物

高級着物はやはり質の良さから高価買取をされやすいです。
その中でも高価買取額が期待できる友禅・紬・上布についてご紹介します。

友禅

日本の代表的な染色の1つである友禅。
色彩豊かに課花鳥や山水などを染め上げます。
友禅は大きくわけて、手で染め上げる手描き友禅、型紙を使って染め上げる型友禅の2種類です。
手描きは手間がかかるため、型友禅よりも高額買取となります。
さらに京友禅や加賀友禅であれば、さらに高値がつきやすいです。

普段着としても活用できることから中古市場でも需要があります。
絹でつくられていますが、絹独特の光沢が少なく、落ち着きのある上品な着物です。
その中でも大島紬や結城紬は最高級とされていて、査定で高額に繋がりやすいと言われています。
紬はそのほかにも、ざざんざ織や塩沢紬なども高額価格がつく可能性があります。

上布

肌触りがよく冷涼感のある上布は、購入麻織として高値がつきやすいです。
宮古上布や越後上布、辻が花など高額対象に入ります。

買取業者の選び方

着物を売る方法は色々とあります。
今はネットオークションやフリマアプリを活用できるので、手軽にご自身で売ることができますが、注意するべきポイントがあります。
ここでは買取業者の選び方で、気を付けておきたいポイントをまとめています。

ネット販売

ネットでの販売の場合、専門家の方が価格をつけるわけではないため、価値がある着物に安い金額がつく恐れも…。
ネットで着物を売る場合は、事前に専門家に見てもらって買取価格を確認した後、高価なものであれば売却を避ける方が良いでしょう。
ネットを利用する場合は、安い着物に留めた方が損をしなくて済みます。

着物専門の買取業者

着物の価値を正しく判断するためには、やはり専門家に見てもらったほうが良いでしょう。
着物に対する豊富な知識と売買の経験をもっているので、適正価格を提示してもらえる可能性が高いです。

ただ、注意したいのは買取業者の在庫状況です。
同じ着物を査定に出しても、在庫状況によって買取価格が変動する場合があります。
質の良い着物を査定に出して金額に納得いかなかった場合は、時期を見て売却を改めるのも一つの有効手段です。

最近は電話やネットからかんたんに査定を申し込めます。無料で査定を行なってくれる業者もあるため、活用すると損することなく一番良い見積もりを出した業者に売ることができます。

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