九谷焼の概要について解説
九谷焼とは、石川県の金沢市や小松市、加賀市などで生産されている磁器を指します。
九谷焼は、その色合いに大きな特徴があるといわれています。
まず白磁に黒い線を引き、そこに赤と緑、黄色、紫、群青の5色を使って塗り上げていく方式が基本的な手法です。
その結果、5色が映えて、力強いテイストの時期に仕上がるわけです。
骨董品の中では、非常に高い価値のある焼き物とされています。
九谷焼の価値について解説
九谷焼は、世界的に知名度の高い焼き物といわれており、世界的には「ジャパン・クタニ」という呼び名で親しまれています。
ウィーン万国博覧会に出展したことで、世界中に知られるようになったからです。
基本的に九谷焼は新しいものよりも、古い時代の物の方が価値があるといわれています。
とくに「古九谷」と呼ばれるブランドは高い価値を有しています。
古九谷とは江戸時代前期に主に生産された九谷焼のことで、青手や色絵の美しさに定評があります。
美術的に価値があるのはもちろんのこと、歴史的価値も加味されて高く評価されています。
その他にも、著名な作家の作品であれば高値のつく傾向が見られます。
九谷焼を高く売るポイント
九谷焼に限らず、骨董品を高く売りたければ、付属品も保管しておくことです。
とくに著名な作家の作品の場合、共箱があるかどうかでも査定価格が大きく違ってきます。
また鑑定書がある場合には、なくさず大切に保管しておきましょう。
作品の状態も査定に大きな影響を与えるので、きれいな状態を維持できるような方法で保管するように心がけましょう。
重ねると上のお皿の重みで下のお皿の劣化が早く進む可能性があります。
食器は一つずつ、柔らかい布などで梱包して保管しておくときれいな状態を保てます。
おすすめの買取業者を紹介
九谷焼を高く売りたければ、九谷焼の価値についてきちんと理解している査定スタッフのいる買取業者に査定に出すことが重要です。
「日晃堂」は美術品や骨董品を専門で買取している業者で、鑑定士はキャリア何十年というベテランの人ばかりです。
九谷焼を理解している専門家が鑑定するので、正しい査定金額を提示してくれるでしょう。
「獏」も、絵画や美術品、骨董品などの査定を得意としている買取業者でおすすめです。
美術品を専門的に取り扱っているので、持ち主でさえも理解していない価値を見出してくれるかもしれません。
九谷焼に限らず、骨董品のような価値を把握していない古いものが自宅に眠っているのであれば、想定外の高値がつくかもしれませんから査定に出してみるといいでしょう。
メールや電話のほかにも、LINEにて簡易査定を受け付けていますので、どの程度の価値があるのか気軽に問い合わせられます。