タンスを売る前に知るべきポイント

いらないタンスを処分する

日本では昔からタンスに衣類を収納することが定番でした。
そのため嫁入り道具や子供の誕生を祝ってタンスを用意するというケースも少なくありません。

しかし、最近では家が狭いという家庭も増えていますし、衣類のタイプも変わってきたこと、収納空間も洋風化していることなどからタンスを置くことが難しい家庭も増えてきています。
タンスを置くことで洋服を湿気から守りやすいというメリットがあっても、どうしても管理の難しさや置き場のないことから手放してしまう人が多いです。

ただ、タンスというのは安いものではありません。
使える状態のまま捨てるというのは忍びないですしもったいないです。
そこで最近では中古家具の買取店にタンスを買ってもらうという人が増えています。

タンスはニーズもある

タンスを買ってもらおうと思っても中古家具の買取店でも買い取ってくれないのではないかと不安に思う人は少なくありません。
しかし、実際には意外とニーズがあり購入してくれる業者が増えています。

まず、外国人の日本へのあこがれからタンスを購入する外国人が増えています。
そのため外国に出荷されるケースも増えているのです。

もちろん日本の中でも温故知新の精神で昔ながらのタンスを使いたいという人も増えています。
二極化の傾向があり、タンスを手放す人も多いですが購入したいと考えている人もいるのです。
このようにニーズがあるために買取店はきちんと買い取ってくれます。

少しでも高く買い取ってもらうために

やはりどんなタンスでも購入してもらえるものではありません。
タンス業界にもトレンドがあり買い取ってもらいやすいものがあるのです。

有名メーカーのもの、有名作家のもの、伝統工芸品といったものは人気であり、早く買い取ってもらえることが多いです。
特に保証書や説明書があるものはすぐに査定額が付き高く買い取ってもらいやすくなります。

逆に歓迎されにくいものもあります。
特に婚礼ダンスは花嫁道具として用意するものであるため中古品は好まれないことが多いです。

少しでも高く買い取ってもらうために

やはりあまりきれいではないタンスは高く買い取ってもらうことができません。
特に子供が使っていたようなものは、シールが貼られていたりマジックで絵が描かれていたりすることもあり、このようなものは買い取られないことがあります。
そこで落とせる汚れは落としておきましょう。

もちろんきれいにするつもりで作業をしたのに洗剤が強いものだと色が剥げたりニスが取れたりするということもあります。
そこで取れそうにない汚れはそのままにして査定に出す方が無難です。
表面の汚れを落とすだけでなく、中もきちんと拭き掃除をして余裕があれば天日干しもしておきましょう。

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