比較検討をすることの大切さ

物をいかに高く売るか、ということを考える時に必要になってくるのは、上手に物を売ることを考えるということなのではないかと思います。

ただ単に物が売れればそれで良いというのではなかなか高く売ることはできないでしょう。そうではなくて、いかにその物を高く売るかということを考えることはとても大切なことになってくるような気がします。そういうことをきちんと考えるということは、つまりそれだけその物を最後まで大切にしているということにもなるわけです。

まとめて売る

たとえば、定価1500円で購入した単行本があったとします。もしこれを捨ててしまったら、それだけの価値にしかなりません。それこそ、ゼロ円になり、1500円の損ということにもなるでしょう。ところが、これをあるお店で50円で買い取ったとしたら、それはそれで、1450円の損にしかなりません。ところが、別のお店でその本を500円で買い取ってくれるのだったらどうでしょうか。捨てるよりも、500円も得するわけです。500円といったら、牛丼を食べることができます。ラーメンを食べることもできるでしょう。あるいは文庫本を買うこともできるかもしれません。

ですから、捨てる前にまずは、いくらで売れるのかを調べてみることが大切なのです。その時も50円で買い取ってくれるのか、それとも500円で買い取ってくれるのか、ということも考えてみましょう。

そして大切なことは、一冊だけを売るのではなく、数冊をまとめて売るようにしましょう。ただ、その場合に気をつけなくてはならないのは、場合によっては賞味期限があるものもあるということです。賞味期限というと、生ものじゃないといけないんじゃないかと思われがちですが、実はこの賞味期限というのは生ものだけじゃなくて、旬の物全般に言うことができるでしょう。

一度にまとめて売った方が効率的

以前に、衣類を売るときにも、季節に注目する必要があると書いたことがありますが、まさにそれと同じことです。夏に冬の服を売ろうとしてもなかなか高く買ってません。冬物は、秋に需要が多くなるので、秋まで待って売った方がより高く買ってもらえるのです。

それと同じように、たとえば本やCDなどは新しいものであればあるほど、高く買い取ってくれる可能性が高いです。10年前のベストセラーと、1ヶ月前のベストセラーだったら、どちらが需要が多いでしょうか。それは圧倒的に1ヶ月前のベストセラーということになります。ですから、きちんとそういうことも考えてできるだけ熱が冷めないうちに、そういうものは売りに出しましょう。

そして、交通費をかけて売りに行く場合には、そういうことも考えてこまめに通うよりも、一度にまとめて売った方が効率的ですし、交通費の分の無駄を省くことができます。そのことも考えて計画的に売るようにこころがけることも大切なことといえます。

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